コンプレッサのエア漏れを特定・修復し年間約100万円のコストを削減した事例 コンプレッサ お客様のお困りごと A社工場には容量15kW×4台、22kW×1台、37kW×1台のコンプレッサが設置されており、多くのエアを消費していました。コンプレッサの使用電力は工場全体で使用している電力の20%~30%に相当しており、コンプレッサの省エネは急務となっていました。 また、A社ではこれまでコンプレッサのエア漏れ対策をエア漏れを耳で検知できる範囲でおこなっていましたが、耳では聞こえない超音波の領域でエア漏れが発生していることを知りました。エア漏れ量はコンプレッサによる吐出エア量全体20%を占めるということで、エア漏れの診断サービスを受けることを決めました。 導入効果 そこでA社は耳では検知できないエア漏れの特定の為に外部のエア漏れ診断サービス(約70万円)を受けました。このエア漏れ診断サービスでは、耳では聞こえない超音波のエア漏れを検知することができます。これにより、以下のことがわかりました。 ・エア漏れ箇所:210か所 ・漏れ量:88N㎥/h ・エア漏れによる損失金額:約950,000円(損失金額=漏れ量×エア単価×稼働時間) さらに、レポーティングにより、どの部分(エア配管、ヘッダー、バルブ、電磁弁、接手、レギュレーター、ホース、シリンダーなど)からどれだけ漏れているかまで明確にしました。その後、対象部分について、エア漏れの修復をおこなっていきました。これにより、これまでエア漏れによって、損失していた金額をおさえ、コンプレッサの無駄な運転を低減させ、省エネ化することに成功しました。 全国の工場の省エネ・コスト改善事例集について 工場の環境・省エネ・設備担当者様限定で、工場省エネ対策.comのこれまでのノウハウが凝縮された「全国の工場の省エネ・コスト改善事例集」を無料進呈いたします。 当サイトに掲載し切れない数多くの事例が詰まったレポートですので、ご興味がおありの方はぜひ以下のバナーよりお申し込みください。 コンプレッサの省エネに関するおすすめ記事 ・コンプレッサーの省エネ技術特集 ・コンプレッサの吸込温度を低減(給排気の見直し)し、コンプレッサの省エネ・延命化させた事例 ・コンプレッサのエア漏れを特定・修復し年間約100万円のコストを削減した事例 次の記事へ 前の記事へ
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