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脱炭素の
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工場で棄てている40℃の廃温水を回収して、ボイラーの省エネをした事例

お客様のお困りごと

A社は、製麺をおこなっており、製造工程の中で茹で麺槽にて大量のお湯を使用していました。一部は、熱回収して再利用していたものの、約40℃の廃温水が大量に発生していました。40℃という中途半端な温度の廃温水であったため、なかなか活用の使途がなく、
仕方なく排水として流していました。

導入効果

そこでA社は40℃の廃温水を回収し、20℃の上水と熱交換し、さらに加温することができる廃熱回収ヒートポンプシステムの導入を決めました。このシステムは40℃から回収した廃熱と、ヒートポンプを利用して20℃の上水を70℃まで加温してボイラーの給水に
利用するというシステムです。このシステムにより、ヒートポンプの電力量を差し引いてもボイラーの燃料費を15%削減することができました。

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