蒸気配管へ断熱ジャケットを巻き付けて蒸気の省エネとやけど防止対策ができた事例！

お客様のお困りごと

A社の工場では、蒸気を多く使う生産工程があるため工場内は蒸気配管が駆け巡っていました。蒸気配管はボイラーで生成した蒸気を、蒸気を必要とする設備まで輸送する設備ですが、蒸気配管の表面は110℃ほどであり、雰囲気温度は30℃や冬になると5℃などになるため、多くの熱エネルギーを大気中に放出していました。その結果、蒸気がドレンとなってしまい蒸気使用の効率が悪い状況でした。

導入効果

そこで、オーダーメイドで蒸気配管に巻くジャケットを作成してもらい、導入。その結果、110℃近くあった蒸気配管の表面を断熱ジャケッを巻き付け保温することで表面温度を40℃まで低減しました。これにより、ドレン化する蒸気も減り、全体の5％の蒸気量の削減につながり、効率よく蒸気を使用することができるようになりました。また、蒸気配管のやけど防止にも寄与しています。

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