【省エネはやり尽くした…という方必見!】太陽光発電のトレンドをチェック
株式会社船井総合研究所が運営している工場省エネ対策.comでは、
日本全国の工場省エネ事例を掲載しています!
今回は「自家消費太陽光」ついてご紹介します!
《トレンド変化の背景》
日本で太陽光発電がトレンドになっている背景には下記の4つがあげられます。
☐電力単価の上昇
・2011年の震災から電力単価は約30%上昇しています。
☐FIT買取価格の減少
・現行制度のスタート時と比較して、買取価格は50%以上減少しています。
・2019年に産業用(10kW以上500kW未満)の売電価格は14円/kWhを
予定しています。
☐補助金・税制優遇
・太陽光の売電目的設備に対する補助金は無くなり、自家消費目的の設備に対する補助金が多数出ています。
・税制優遇制度が2年間延長されたため。(中小企業経営強化税制)
☐政府の方向性
・ZEH・ZEBに代表されるように、政府は自家発電自家消費を推奨しています。
《事例紹介》
事例1:食品工場K社の事例
【設置前】
食品工場K社は夏場に空調設備の負荷が上がる傾向にありました。主要な空調機には
制御装置を設置し消費電力がデマンドに達しないように監視・制御を行っていたが、
去年の夏は制御が追い付かず、デマンド契約の見直しが必要でした。
【設置後】
工場屋根550㎡に京セラ製の太陽光パネル(200w)を365枚設置し、73kwの電力を
発電できるようになりました。その結果、デマンドの契約を下げることができ
135万円の契約電力削減につながりました。
事例2:自動車修理工場N社の事例
【設置前】
自動者修理工場N社は設備増設の為、電気使用量が大幅に増えたため電気使用量の多い
夏場にデマンドがあがると予測されていました。
【設置後】
工場屋根にシャープ製の太陽光パネル(250w)を210枚設置し、53kwの電力を
発電できるようになりました。その結果、デマンド契約見直しをおさえることができ、
97万円の契約電力削減につながりました。
事例3:【表面処理工場K社】
【設置前】
表面処理工場K社はもともと太陽光発電を導入して全量売電を予定していました。
しかし、FIT買取価格の減少をうけて、自家消費で太陽光発電を導入しました。
【設置後】
工場屋根に京セラの太陽光パネル(200w)を200枚設置し、58kwの電力を発電
できるようになりました。その結果、デマンドの契約を下げることができ106万円の
契約電力削減につながりました。また、中小企業経営強化税制を利用し
100%即時償却で導入されました。
《まとめ》
売電価格が下がっている今、太陽光発電の導入を考えている場合は「自家消費型」を
検討してください。まずは、自社の工場の屋根でシミュレーションをしてみて、導入を
検討してみてはいかがでしょうか。
詳しくはURLから自家消費太陽光発電の無料レポートを参照してみください。
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