CDP(Carbon Disclosure Project)は、企業に気候変動など環境分野に対する情報開示を求める2000年ロンドンで設立された国際環境NGOとなります。世界中の機関投資家・購買企業の要請を受けて、企業の環境情報開示を促進する活動を実施されています。2022年現在、ESG評価において、世界で最も参照されているデータの一つにまで影響力を拡大しています。CDP(気候変動)質問書は、2022年度分よりプライム市場上場企業全社に拡大して送付されており、評価結果は投資判断に活用され、CDPの高スコア獲得は企業価値向上に資すると考えられるほどです。弊社では、CDP(気候変動)質問書の解説、質問書に回答する上でのポイント、前年度回答内容のレビューおよび失点分析、改善案の提案、同業他社の回答事例の提示、採点基準も交え、スコアアップのための支援をおこないます。
CDP質問書の内容
「気候変動」、「水セキュリティ」、「フォレスト」に対する事業への影響、リスクと機会、ガバナンスに関して、機関投資家が関心を持つ事項について回答することが求められます。TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)との連携を深めており、TCFDに基づく情報開示が先行している企業ほど、高スコアになりやすい傾向にあります。
出所)CDP [企業向け]CDP概要と回答の進め方2022年4月 質問書の内容