プライム市場への上場企業に対する、TCFDに基づく情報開示の実質義務化(2021年6月改訂のコーポレートガバナンスコード)により、GHG排出量算定(Scope1,2,3)も必要になりました。GHG排出量(Green House Has)、すなわち温室効果ガス排出量(CO2排出量)は、Scope1,2,3のサプライチェーン排出量にて構成されております。弊社では、GHG排出量算定を支援(Scope1,2,3)いたします。はじめて算定する企業向けにもわかりやすく解説し、翌年度以降の自走に向けたサポートをおこないます。
GHG排出量とは?
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Scope1事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
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Scope2他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
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Scope3Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
上流
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Scope3
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(1)原材料
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(4)輸送・配送
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(7)通勤
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※その他:(2)資本財 (3)Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 (5)廃棄物 (6)出張 (8)リース資産
自社
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Scope1
燃料の焼却
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Scope2
電気の使用
下流
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Scope3
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(11)製品の仕様
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(12)製品の廃棄
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※その他:(9)輸送・配送 (10)製品の加工 (13)リース資産
(14)フランチャイズ (15)投資
出所)環境省 サプライチェーン排出量とは
Scope3
カテゴリ15について
カテゴリ | 該当する活動(例) | |
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1 | 購入製品・サービス | 原材料の調達、パッケージングの外部委託、消耗品の調達 |
2 | 資本財 | 生産設備の増設・購入した有形の固定資産など |
3 | その他エネルギー活動 | 調達している燃料や電力の上流工程(採掘、精製等) |
4 | 輸送、配送(上流) | 調達物流、横持物流、出荷物流(自社が荷主) |
5 | 事業廃棄物 | 廃棄物(有価のものは除く)の自社以外での輸送)、処理 |
6 | 出張 | 従業員の出張 |
7 | 雇用者通勤 | 従業員の通勤 |
8 | リース資産(上流) | 自社が賃借しているリース資産の稼働 |
9 | 輸送、配送(下流) | 出荷輸送(自社が荷主の輸送以降)、倉庫での保管、小売店での販売 |
10 | 販売製品の加工 | 事業者による中間製品の加工 |
11 | 販売製品の使用 | 使用者による製品の使用 |
12 | 販売製品の廃棄 | 使用者による製品の廃棄時の輸送、処理 |
13 | リース資産(下流) | 自社が賃貸事業者として所有し、他者に賃貸しているリース資産の稼働 |
14 | フランチャイズ | 自社主宰フランチャイズの加盟者のScope1,2 に該当する活動 |
15 | 投資 | 株式投資、債券投資、プロジェクトファイナンスなどの運用 |
出所)環境省 サプライチェーン排出量算定の考え方 パンフレット